足関節捻挫

スポーツだけでなく、
日常の外傷で最も多いのが足関節の捻挫です⚡️

その中でも足関節を内返しにひねる捻挫が特に多く見られます。
足首の捻挫は、特に腫れが狭い部分に集中するため、捻挫してからしばらく経つと特に痛みが出てきます😢

この場合は外くるぶしの前方の部分の靭帯が損傷していると思われます。
程度は様々で、腫れもなく圧痛があるだけのものから、かなりの腫れと内出血も広がることもあります。

靭帯の損傷がある場合、足がすねに対して前方に緩んでいるのが確認できます。

歩けないほどの損傷がある時は、まずはギプスでの固定をお勧めしています。
ギプスには踵にゴムを装着し歩行できるようにします🚶🏻‍♂️

靭帯の緩みが残ると捻挫を繰り返してしまい、
関節の軟骨を傷つけ変形性関節症となる可能性があります。
緩みがあまり認められない時やギプス後はサポーター固定とします。
靭帯損傷の治癒には2、3か月ほどかかります🧑‍⚕️

押さえてみて痛みがある間はまだ完全に治っていない状態ですので、
再度の捻挫に注意し、正座をするような靭帯が伸びる姿勢は控えましょう。

捻挫をしてしまった場合は、当院にご相談ください👨🏻‍⚕️

2024年05月17日