手首の骨折について

転んで手をついたら手首が腫れて痛い・・
この場合手首の骨折の可能性が高いと思われます😣

前腕部の骨は2本あり、親指側の橈骨(とうこつ)の遠位端(えんいたん:体幹から遠い部分)が骨折することが多く見られます。

発症年齢は10歳代と60-70歳代にピークがあります。
10歳代では遊びやスポーツによる不慮の転倒であり、
60歳-70歳代では足が何かにつまづいたり、滑って転倒したことによって起こります😓

もう少し高齢になってくると手で受け身を取れず、尻もちによる背骨や骨盤や大腿骨の骨折が増えてきます💦

手首の骨折は多くは手術の必要のない保存的治療を行います👨🏻‍⚕️

当院では取り外し可能なギプスやギプス包帯を用いて固定しています🤕
ずれ(転位)が大きいときは局所麻酔下💉に牽引と整復操作を先に行います!

子供の時は多少の変形があっても、成長とともにある程度は矯正されていきますが
成人以降は矯正されないため、可能な限り整復をしっかり行う必要があります☝�
整復が良好であれば、元の手首の機能に近づけることができます。

整復からギプス固定までの一連の手技は職人技で、医師によって様々な個性があると感じます。

当院は手術によるプレート固定の成績も安定しております👨🏻‍⚕️
手術が必要か迷う時は行った方が良い結果となると感じています。
手術の際は近隣の病院に紹介させていただいております😌

当院では様々な怪我に関して診察や治療を行っております。
まずはお気軽にご相談下さい🏥

2024年09月07日