側彎症(そくわんしょう)について

小学生や中学生は学校検診で、左右どちらかの肩が上がっていることが指摘され、
病院受診を勧められることがあることをご存知ですか?

このような場合、背骨が左右に曲がっている脊柱側彎症の可能性があります😳


側彎症は生まれつきの病気である以外は、80%以上は原因がはっきりしないことが多く、特に成長期の女の子に発症しやすいと言われています🚶‍♀️

年齢が若く、発見時の変形が強いほど、
その後の変形が進行する可能性が高くなります😔

変形が強いと生活に支障が出る可能性もあり、
程度によっては進行予防のため装具治療を行う必要があります🏥

当院では脊柱のレントゲン検査を行い、傾きの指標となるコブ角を調べることや、
骨盤から成長の成熟度を確認し、コブ角と残りの成長年数によって、
今後の進行経過の確認や装具の必要性を考慮します🤔

ご家庭でも簡単に調べることができますので、
両手をまっすぐ前におじぎをして背中の肋骨のふくらみの左右差を確認してみてください🧐
左右差が明らかであれば側彎症の可能性があります。
気になるようなことがありましたら当院にご相談ください🧑‍⚕️

2024年07月20日