院内処方について

皆さん、院内処方と院外処方の違いをご存じでしょうか?
当院では40年前の開業時より院内処方を行っております🏥

院内処方は、医院内で薬を受け取ることができるため、患者様が薬を受け取る為に場所の移動の必要がありません💊
そのためお薬を受け取るまでの時間も早くなります。
さらには処方料金が大幅に安くなります✨
患者様の負担という視点からするとメリットしか感じられない様に思われます。

例えば鎮痛薬の内服と湿布を処方したとしましょう。

院内処方の場合↓
薬剤情報提供料100円
外用薬調剤料80円
処方料420円
後発品体制加算50円
合計650円

院外処方の場合↓
処方箋料680円
一般名処方加算70円
合計750円

なぜか紙を出すだけの院外処方箋の方が高くなります🤔
さらに院外薬局では複雑な調剤料が加算されます💴

もちろん飲み合わせや
処方方法の間違いがあった際は、薬剤師からの指摘も得られることや、患者様自身も薬の詳細な説明を受けられるメリットもあるとは思います。

処方の際の調剤の手間や薬の在庫確認や確保などを考えれば、院内処方は利益よりも医院の負担でしかなく、ひとえに
「患者様の負担を減らすため」という一心で当院では院内処方を続けています。

当院は今後もシンプルで無駄のない医療経済に優しい院内処方を続けて参りたいと思います👨‍⚕✨

2024年05月30日