尻もちをついてからお尻の真ん中の部分が痛む、
または痛めた覚えがなくても、座ると痛いという方がいらっしゃることがあります🤔
お尻の真ん中の部分には、腰の骨の下に続く仙骨と尾骨があります。
尻もちをついて骨折してしまうと勿論痛みはありますが😓、
高齢者になると骨粗しょう症もあり、骨折の頻度が増えてきます。
しかしながらレントゲン上、明らかな骨折が見られないこともあります🤔
その場合、MRI検査まで必要があるかどうかですが、MRI画像上でもわからない可能性もあります😥
私自身の経験上、仙骨と尾骨との関節部分(仙尾関節)に圧痛を認め、
この部分の痛みであることが多いようです💁🏼️
外傷や何らかの圧迫により普段動かない部分が動くためか、
普段疼痛なく動いている関節を捻挫して痛みが出たのかもしれません。
レントゲンと圧痛の場所を比較して部位を特定しますが、
仙尾関節の痛みと思われる場合、この部分にステロイド注射をすると効果があります💉
ご自身でできることとしては、ドーナツ型のクッションに座るなどして
尾骨部に圧が加わらないよう座って頂くと良いかと思います。
痛みが続き悩ましい際はお気軽に当院にご相談ください👨🏻⚕️