みなさんは外反母趾(ガイハンボシ)という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?🤔
足の親指の先端が「く」の字に折れ曲がってしまい、
親指の付け根が靴に当たって痛くなることを言います☝
遺伝性、ハイヒール、さまざまな原因で生じる外反母趾ですが、
医学的には足の横アーチを形成している中足部(甲の部分)の靭帯や筋肉が緩んでしまっていることが原因です💦
足の裏には横方向のアーチと縦方向のアーチがあり、
これにより体重をバネのように支えています🦶
特に横アーチが低下すると足幅が広くなる開張足となり、外反母趾につながっていきます。
第2趾の足底にタコが生じることもあります😥
「足幅が広くなったからさらに広い靴をはく」などの間違った対処をしがちですが、
このようなことはさらに横アーチを低下させることとなるのでやめましょう😓
足の基部、具体的には甲の部分を紐靴で締めて横アーチを作ることが大事で、
普段の歩き方も意識することが重要です💁🏼️
かかとからしっかりついて足の指の力を使って踏み切るようにしましょう!
これにより足底部の負担が減り、また足の内在筋を鍛えることとなります💪
意識しないとパタパタと足底全体を同時につく歩き方となります。
これでは内在筋は衰えていきます。足の指に力を加えないと巻き爪の原因にもなります。
体重を減らすことも予防になるでしょう。
一度進行してしまうと戻りません。予防が第一です‼️
足の親指の骨切りにより向きを変えて固定する手術という方法もあります。
当院では簡易装具の処方、足底板の作成、靴の相談を行っております🧑⚕️